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Ken & Mary's Second Life

西国三三ヶ所
壱番・妙音寺(四万部寺)
2006年(平成)18年5月16日  
西国三十三ヶ所
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西国三十三ヶ所
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2006年5月15日〜18日 西国遍路3回目 11ヶ寺の参拝 順
(1日目) 22番総持寺 23番勝尾寺 24番中山寺
(2日目) 5番藤井寺 
4番施福寺 2番紀三井寺 3番粉河寺 6番.壷坂寺 7番岡寺
(3日目)8番長谷寺 9番興福寺南円堂





予定より2時間も早く今日の予定を終えたので橿原神宮近くのホテルと六番・壺阪寺と七番・岡寺が同じ方向なので2寺をお参りしてホテルに向かう。

西国六番札所・壺阪寺 平成15年建立の多宝塔
粉河寺から国道24号線大和街道を走り約1時間で壺阪霊験記で有名な壺阪寺に着く。
南法華寺が正式名だが壺阪寺の方が耳にしている寺名

大きなメガネのモニュメント

壺阪霊験記/盲目の澤市とお里

お里と盲目の澤市の壺阪霊験記ではここの観音様に二人の祈りが届き目が開く物語だが、以前耳にした話しで記憶に残っているのだが、谷に身を投じた二人が奇跡的に命をとり止め澤市の目が開いたのは、白内障で失明していた澤市の白濁した水晶体が谷に身を投じたショックで前房に外れた為 僅かに見えるようになったでは、という話を眼科医から聞いた事がある。大きなメガネの右から左に手を合わせて抜けると視力にご利益があるという。その通りしてみる。
皆朱塗りの派手な建物が多い寺だが、派手さと裏腹に、お里・澤市の信仰を受け継いで、お寺自体が身寄りのない盲老人を預かる盲人施設や「匂いの花園」「音の図書館」海外での救ライ事業などいろいろ社会福祉事業を積極的に行っている。

本堂にお参りしてご朱印をいただく。
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四国八十八ヶ所
西国三十三ヶ所
坂東三十三ヶ所
秩父三十四ヶ所
付録
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    壺阪寺から今日最後の訪問寺七番札所・岡寺へ向かう。
西国三十三ヶ所巡拝日程
1回 平成17年9月8日〜12日 16/17/31/14/15/19/18
2回 平成18年2月13日〜15日 1/33
3回/今回 平成18年5月15日〜17日 22/23/24/5/4/2/3/6/7/8/9
4回 平成19年6月26日〜28日 20/29/28/21
5回 平成20年11月8日〜13日 32/30/10/11/12/13/25/26/27


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西国三十三箇所第六番札所 壺阪山 南法華寺(壺阪寺)

西暦七〇三年弁基上人によって開かれた霊山、壷阪山南法華寺。 西国観音霊場の第六番札所で眼病に霊験あらたかな、シルクロードの香りが豊かにただよう寺として信仰されています。 大宝三(七〇三)年に元興寺の弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した像を刻んでまつったのが始まりという。
養老元(七十七)年に元正天皇により八角円堂が建てられ、南法華寺の正式寺号を賜った。 礼堂に続く本堂八角円堂におわすご本尊は、十一面千手観世音菩薩。胸の前に手を合わせ、法力を湛えたお姿で、衆生救済への力強い意地を感じさせる。殊に眼病に霊験あらたかな観音様、目の観音様として、広く信仰を集めてきました。 また、昭和三十九年より始まったインドでのハンセン病患者救済活動のご縁からご招来された、世界最大級の天竺渡来大観音石像、大涅槃石像、大釈迦如来石像等、巨大石像群が境内にシルクロードの香を漂わせる。春から初夏にかけて、やまぶき、つつじ、ラベンダーが咲き誇り、秋には境内一円のもみじや周辺の山々が色づき紅葉の風景が広がります。重要文化財の本堂礼堂、三重塔と伴に大講堂はじめ、多宝塔、灌頂堂、慈眼堂などの平成の新伽藍が広がります。

御詠歌 岩をたて 水をたたえて 壺阪の 庭にいさごも 浄土なるらん
宗派 真言宗  開基 弁基上人  御本尊 十一面千手千眼観世音菩薩  創建 大宝3(703)年

住所 〒635-0102  奈良県高市郡高取町壷阪3番地  交通 近鉄壺阪山駅 バス・タクシーで約10分
駐車場 有(有料)普通車80台・大型バス6台  入山料 大人600円 小人100円 団体割引あり
拝観時間 8:30〜17:00  納経時間 8:30〜17:00  電話 0744-52-2016  URL http://www.tsubosaka1300.or.jp

一月一日〜三日 修正会 ・新春福引き大会  一月十八日 初観音  二月一日〜四日 星祭り祈祷会  二月三日 節分会  三月十八日 春季彼岸会 
四月十八日 観音ご縁日  五月十八日 春の眼病封じ祈願会  七月中旬 夏期大学  八月十八日 大施餓鬼会  九月十八日 秋季彼岸会  
十月十八日 秋の眼病封じ祈願会・めがね供養会  十一月十八日 観音ご縁日  十二月十八日 納め観音  毎月十八日 観音ご縁日  十二月三十一日 除夜の鐘

出典: 『西国三十三ヶ所札所会』編纂より

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2006年5月15日〜18日 西国遍路3回目 11ヶ寺の参拝 順
(1日目) 22番総持寺 23番勝尾寺 24番中山寺
(2日目) 5番藤井寺 
4番施福寺 2番紀三井寺 3番粉河寺 6番.壷坂寺 7番.岡寺
(3日目)8番長谷寺 9番興福寺南円堂

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西国七番札所・岡寺仁王門

今日は長時間のドライブだったが 壺阪寺から車を走らせ16:10過ぎに岡寺に到着 閉山時間ぎりぎりだった。
今日最後の訪問寺七番札所・岡寺は明日香の中心にあり近くには飛鳥寺、酒船石、川原寺、飛鳥資料館、高松塚古墳をはじめ天皇陵も多々あるのに時間がなく見られないのが心残りだが又いつかゆっくり来たいと思う。深い緑に包まれた岡寺は仁王門を入ると立派な石垣が立ちはだかっている。






本堂には弘法大師がインド・中国・日本の3国の土で作られたと言い伝えのある国宝 御本尊 如意輪観音が祀られている。



岡寺を参拝後、宿泊先の橿原ロイヤルホテルへ。
チェックインした後、近鉄大和八木駅近くレンタカー営業所に車を返却して、18時過ぎ電車で橿原神宮駅に戻りホテルへ。

部屋の窓のすぐ下
近鉄・橿原神宮駅 右前方に橿原神宮の森

橿原ロイヤルホテル。部屋には浴衣でなく作務衣が用意されている。着替えて ホテル自慢の温泉「かしはらの湯」へ 。

お風呂から帰り夕食は中華レストラン『鳳凰』で。
給仕をしてくれた女性に旅行について聞かれ『札所巡りしているんですよ』といっても札所巡りが何か理解できない様子。説明したが 地元の若い人でもはこんなに身近な所にある札所について知られていないのが以外だった。明日香村の人は札所より飛鳥時代の遺跡群が脳裏を占めているのだろうから無理もない。

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西国三十三ヶ所巡拝日程
1回 平成17年9月8日〜12日 16/17/31/14/15/19/18
2回 平成18年2月13日〜15日 1/33
3回/今回 平成18年5月15日〜17日 22/23/24/5/4/2/3/6/7/8/9
4回 平成19年6月26日〜28日 20/29/28/21
5回 平成20年11月8日〜13日 32/30/10/11/12/13/25/26/27

西国三十三箇所第七番札所 東光山 龍蓋寺(岡寺) 

日本最初の厄除け霊場岡寺は飛鳥の東、山の中腹にあり、坂を上ると重要文化財に指定されている鮮やかな朱色をした仁王門があらわれる。本堂などはその奥、石垣の上に建ちならぶ。本尊、如意輪観音座像は塑像(土で造られた仏様)で、弘法大師の作と伝えられ、塑像としてはわが国最大の仏像である。また本尊は厄除け観音で知られ、古来より信仰を集めている。4月中旬からはシャクナゲの花約3000株が咲き誇り、桜、サツキ、秋には紅葉も美しい。さまざまな伝説を残した名僧、義淵僧正が創建した。 昔ながらの佇まいを今に残す参道を上ると鮮やかな朱色をした桜門様式の仁王門が現われる。国の重要文化財に指定されている。本堂、内陣には本尊の如意輪観音菩薩が安置されており古くから厄除け観音として信仰を集めてきた。奈良時代の作で、高さ4.6mの塑像は日本最大の土佛である。もとは彩色がしてあったというが、今はほとんどが剥落してしまいわずかに唇に朱が残っている。重文に指定されており、弘法大師がインド、中国、日本と三国の土を合わせて造ったという壮大な寺伝がある。創建は天智天皇2年(663)に義淵僧正が岡宮の跡地に寺を建立したのがはじまりと伝えられている。義淵僧正は日本の法相宗の祖といわれているが、その出生は謎である。寺伝によると子供に恵まれない夫婦が祈願した末に、家の柴垣の上に白い布にくるまれて置かれていた赤子が義淵僧正だったという。観音菩薩の授かりものと大事に育てられ、それを聞いた天智天皇が引き取り、岡の宮で養育された。後に義淵僧正は岡宮を譲り受けた。龍蓋寺の名前の由来になった伝説も残っている。大雨や強風を巻き起こし村民を苦しめていた龍をその法力をもって池に封じ込め、そこに大きな石で蓋をしたという。その時の池が本堂前にある龍蓋池である。境内には重文の書院の他、開山堂、弘法大師を安置する大師堂、三重宝塔、鐘楼堂、十三重石塔などがある。

御詠歌 けさ見れば つゆ岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり
宗派 真言宗豊山派  開基 義淵僧正  御本尊 如意輪観世音菩薩 創建 天智天皇2(663)年

住所 〒634-0111  奈良県高市郡明日香村岡806
交通 近鉄橿原神宮前駅東口から奈良交通バス岡寺前行き16分岡寺下車、徒歩10分(近鉄岡寺駅からはバス・タクシーの便は無い) 駐車場 無(但し民営駐車場有約50台)
拝観料 一般(大学生以上) 300円(団体50名以上 240円) 高校生250円(団体50名以上 200円) 中学生150円(団体50名以上 120円)
拝観時間 8:00〜17:00 但し12/1〜2/末日 8:00〜16:30) 納経時間 同上   電話 0744-54-2007  URL http://www4.kcn.ne.jp/~balance/
二月三月の午の日 厄除け祈願祭   四月中旬 シャクナゲ見頃   十月 義淵僧正開山忌野点茶会   十二月 除夜の鐘

出典: 『西国三十三ヶ所札所会』編纂より


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(1日目) 22番総持寺 23番勝尾寺 24番中山寺
(2日目) 5番藤井寺 
4番施福寺 2番紀三井寺 3番粉河寺 6番.壷坂寺 7番岡寺
(3日目)
8番.長谷寺 9番興福寺南円堂


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ゆっくり起きて朝食。天気予報通り朝から雨。 ホテル直ぐ横の近鉄橿原神宮駅へ。橿原神宮駅から大和八木で乗換八番札所長谷寺に向かう。
駅から長谷寺に向かう道は雨のせいか人影もまばら、お土産物の並ぶ門前商店街の先に石段が見える。
長谷寺は花の寺として有名で入口の石段脇には 終わりのぼたんが雨にうたれ しっとりときれいに咲いていた。
仁王門を抜けると長い石段の登廊が威厳を持って参詣者を向かい入れる。1039年春日大社の社司中臣信清が、子の病気平癒の御礼に造ったもので、399段、上中下の三廊に分かれている。
ゆっくりゆっくり 一歩一歩 いにしえの風情を感じながら真っ直ぐに上がり右に折れ更に進むと高い舞台作りの本堂に出る。本堂前の札堂は清水寺の舞台のような大きなものではないが、海のような緑一面木々を見渡す立派な造りだ。
本堂から緑の道を周りながら五重の塔、長谷寺の最初の御堂を見てお寺を後にする。
ホテルに戻りお風呂に入り夕食。
西国三十三ヶ所巡拝日程
1回 平成17年9月8日〜12日 16/17/31/14/15/19/18
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3回/今回 平成18年5月15日〜17日 22/23/24/5/4/2/3/6/7/8/9
4回 平成19年6月26日〜28日 20/29/28/21
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西国三十三箇所第八番札所 豊山 長谷寺 

本堂も本尊も大きい。そこまでの長い登廊を行く。山を背にした谷間に広がり、西国札所でも大寺の一つ。ゆるやかな石段沿いに白壁の築地塀が延びる。ボタンの花の名所として有名だが、他にも多彩な花々が美しい寺を飾る。長谷観音と花の寺である。
長谷の里は泊瀬、初瀬とも書かれた。三方を山で囲まれている。寺も山と一体になる。門前町は初瀬(はせ)川沿いに長く延びている。そこは伊勢参りでも賑わった旧伊勢本街道。歴史も活気もある門前町である。とくに草餅の店が多い。こんな門前町の一角に番外札所の法起院がある。
長谷寺には国宝の「銅版法華説相図」がある。別名は千仏多宝仏塔。方形の銅版の中央に多宝塔、周囲に三尊仏、七尊物、千仏などを浮き彫りにした寺宝で、下部に長い銘文がある。それによると、道明上人が飛鳥浄御原の天皇のために成年に造立したという。これにより天武天皇の朱鳥元(686)年を創建の年としている。その後、神亀4(727)年に徳道上人が十一面観音を安置し、観音信仰の寺になった。開基はこの徳道上人。『枕草子』など平安文学に「初瀬詣で」がしばしば紹介され、清水寺や石山寺と並んで賑わった様子が描かれている。当日の建物は何度かの火災のために残っていない。
仁王門を入ると長い登廊が山腹の本道へ通じている。屋根付きの回廊形式で、途中で二度折れ曲がる。長さ200m、399段。天井からは長谷型灯籠が下がって風情もひとしお。境内一円で見られるボタンの花もここから見るのが最も美しい。
本堂の正堂(内陣)は間口九間、奥行き五間。その前に礼堂を設け、表は広々とした舞台造り。木造建築物としては東大寺大仏殿、吉野山蔵王堂に次ぐ規模という。慶安3(1650)年に徳川家光が再建した。堂内に安置されていた本尊十一面観音像も木造では国内最大級。金色の姿を仰いで圧倒される。天文7(1538)年の作といわれ、本堂とともに国の重要文化財。
境内は広く、地形は変化に富む。そこに多くの堂舎がある。花の寺でもある。ボタンだけでなく、桜、シャクナゲ、アジサイも多い。

当山は山号を豊山(ぶさん)と称え、寺号と長谷寺(はせでら)と申します。「こもりくの泊瀬山」と万葉集にうたわれていますように、この地は昔は豊初瀬(とよはつせ)、泊瀬(はつせ)などと美しい名でよばれていたので、初瀬寺、泊瀬寺、豊山寺とも言われていました。
朱鳥(あかみどり)元年(686)道明上人は天武天皇のおんために銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)を西の岡に安置され、のち神亀4年(727)徳道上人は、聖武天皇の勅を奉じて、衆生のために東の岡に十一面観世音菩薩をおまつりになられました。上人は観音信仰にあつく、西国三十三箇所観音霊場巡拝の開祖となられた大徳であり、当山を三十三所の根本霊場と呼ぶいわれであります。
現在長谷寺は真言宗豊山派の総本山として、また西国三十三観音霊場第八番札所として、全国に末寺三千余ヵ寺、檀信徒はおよそ三百万人ともいわれ、四季を通じ「花の寺」として多くの人々の信仰をあつめています。

御詠歌 いくたびも 参る心は はつせ寺 山もちかいも 深き谷川
宗派 真言宗豊山派(総本山) 開基 徳道上人  御本尊 十一面観世音菩薩   創建 朱鳥元(686)年

住所 〒633-0193  奈良県桜井市初瀬731-1   交通 近鉄 大阪線 長谷寺駅下車20分  駐車場 有(普 70〜80台)
拝観料 大人500円, 小人250円  団体30名以上 大人450円,  中・高生350円,小学生200円
拝観時間 (4月〜9月)8:30〜17:00, (10月〜3月)9:00〜16:30  ただし「ぼたん祭」期間は7:00〜1800まで延長  納経時間 同上
電話 0744-47-7001  URL http://www.hasedera.or.jp

一月一日 本尊開帳法要   一月一日〜七日 仁王会、修正会   一月八日〜十日 仏名会  一月二十八日〜二月三日 星まつり
二月三日 節分会   二月八日〜十四日 修二会   二月十四日 だだおし法要  二月十八日〜二十四日 春彼岸会  三月二十一日 弘法大師正御影供   
三月下旬〜四月上旬 さくら 四月一日〜五月三十一日 春季特別寺宝展   四月八日 花祭り  四月中旬〜五月上旬 ぼたん祭り(期間中催しあり)
六月中旬〜七月中旬 あじさい  八月十三日〜十五日 お盆供養  九月二十日〜二十六日 秋彼岸会  十月上旬〜十二月上旬 もみじ祭り(期間中催しあり)
十二月十二日 陀羅尼会   十二月三十一日 本尊開帳法要  十月上旬〜十二月下旬秋季特別宝展(もみじ祭り 同期間)

出典: 『西国三十三ヶ所札所会』編纂より

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(1日目) 22番総持寺 23番勝尾寺 24番中山寺
(2日目) 5番藤井寺 
4番施福寺 2番紀三井寺 3番粉河寺 6番.壷坂寺 7番 岡寺
(3日目)8番長谷寺 
9番 興福寺.南円堂



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大仏殿の柱の穴















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橿原神宮を見学して奈良へ
8:00朝食後チェックアウトして歩いて橿原神宮を見学する。
橿原神宮は御祭神の神武天皇が畝傍山の東南・橿原で即位の礼を行われた宮あとに、明治23年に創建された。
橿原神宮駅から近鉄奈良駅へ、荷物を奈良駅のコインロッカーに預ける。近くに春日大社や東大寺など奈良観光の中心地らしく修学旅行の生徒や観光客で溢れている。
駅を背にして大通りを進みすぐに右に折れ公園の石に腰掛ておやつを出して休憩していると放し飼いの鹿がよってきて食べ物をねだってくるので近くの売店でえさを買って与えると周りの鹿が群れをなして寄ってきてすごいけんまくで逃げるように南円堂へむかう。
九番札所・興福寺 南円堂は興福寺の一院でその広大な境内の隅にひっそりとたたずんでいる。向かい合ってそびえる五重塔は観光客がひしめいているが南円堂は信仰の場として落ち着いて快い。
南円堂 脇の納経所で朱印をいただく。





南円堂のお参りして猿沢の池へ下りる。
猿沢の池畔戻りベンチにかけて、40数年前 中学校の修学旅行で来た時 ここの石段に整列し制服姿で記念写真を撮ったのが思い出される。
猿沢の池も石段も記憶の中では当時のままだ。

               東大寺二月堂

春日大社
猿沢の池から興福寺本堂〜春日大社参道〜東大寺三月堂〜二月堂と歩く。奈良は長い日本の歴史を刻んだ姿がまだまだ残っていて京都よりも好きだ。
大仏殿では中学校の修学旅行の時皆とこぐった柱が大仏の右側にあったが今ではこぐり抜けるのはとても無理 当時の体型と年令がなつかしい。
大仏殿から近鉄・奈良駅に戻り16:16分の電車で京都駅へ。  JR京都駅20:39のひかり で帰路に着く。
西国三十三ヶ所巡拝日程
1回 平成17年9月8日〜12日 16/17/31/14/15/19/18
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西国三十三箇所第九番札所 興福寺 南円堂

弘仁4年(813)藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父 内麻呂(うちまろ)追善の為に建てた。基壇築造の際には地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝を撒きながら版築したことが発掘調査で明らかにされた。また鎮壇には弘法大師が係わったことが諸書に記される。
不空羂索観音菩薩像を本尊とし法相六祖像、四天王像が安置されている。興福寺は藤原氏の氏寺であったが、藤原氏の中でも摂関家北家の力が強くなり、その祖である内麻呂・冬嗣ゆかりの南円堂は興福寺の中でも特殊な位置を占めた。その不空羂索観音菩薩像が身にまとう鹿皮は、藤原氏の氏神春日社との関係で特に藤原氏の信仰を集めた。創建以来四度目の建物で、寛保元年(1741)に立柱された。江戸時代の建物といっても、その手法はきわめて古様で、再建には北円堂を参考にしたのであろう。毎年10月17日に特別開扉。
興福寺の歴史
天智天皇8年(669)に藤原鎌足が造立した釈迦三尊像を安置する為に、夫人の鏡女王が京都山科の私邸に建てた「山階寺(やましなでら)」を始まりとする。その後飛鳥廐坂の地に移し「廐坂(うまやさか)寺」と称した。都が平城京へ移されるに及んで、平城京左京三条七坊のこの地に移し「興福寺」と改号し、創建の年を和銅3年(710)とする。その後天皇や皇后、また藤原氏の人々の手によって次々に堂塔が建てられ整備された。奈良時代には四大寺、平安時代には七大寺の一つに数えられた。特に摂関家藤原北家との関係が深かったために手厚く保護され、寺勢はますますさかんになった。平安時代には春日社の実権を手中におさめ、大和国を領するほどになった。鎌倉・室町時代には幕府は大和国に守護を置かず、興福寺がその任にあたった。幕府による宗教政策が厳しかった江戸時代には21000石余の朱印が与えられた。明治時代初めの神仏分離令・廃仏毀釈・社寺上地令などで興福寺は荒れたが、その後の努力で復興し、新しい興福寺の歴史を刻んでいる。

御詠歌 春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲
宗派 法相宗大本山 開基 藤原冬嗣  御本尊 不空羂索観世音菩薩  創建 弘仁4(813)年

住所 〒630-8213 奈良市登大路町48   交通 近鉄奈良駅下車徒歩5分  駐車場 有(有料,バス8台・普通自動車67台)
拝観料 『興福寺国宝館』大人(一般・大学) 500円(団体30名以上400円) 学生(高校・中学) 400円(団体30名以上300円) 小人(小学生) 150円(団体30名以上100円)
『東金堂』 大人(一般・大学) 300円(団体30名以上250円) 学生(高校・中学) 200円(団体30名以上150円) 小人(小学生) 100円(団体30名以上90円)
拝観時間 南円堂内陣は非公開。 国宝館・東金堂は9:00〜17:00  納経時間 9:00〜17:00
(但し、朝暮の参拝の為に納経所を5:00〜21:00まで開けているので、少人数の納経は受けつける)
電話 0742-22-7755(事務所)  0742-24-4920(南円堂納経所)  URL http://www.kohfukuji.com
二月節分 追儺会(鬼追式) 二月十五日 涅槃会  四月八日 仏生会   四月十七日 放生会  四月二十五日 文殊会  五月十一日・十二日 薪御能(南大門跡)
七月七日 弁才天供  十月第一土曜日 塔影能(東金堂前庭)  十月十七日 南円堂大般若会 十一月十三日 慈恩会(宗祖忌)

出典: 『西国三十三ヶ所札所会』編纂より


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西国三三ヶ所
壱番・妙音寺(四万部寺)
2008年(平成)20年11月9日  
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2008年11月8日〜2008年11月11日 西国札所 5回目(最終回)9ヶ寺巡拝予定順序
11月08日(1日目) 32番観音正寺 30番宝巌寺
11月09日(2日目) 
10番.三室戸寺 11番醍醐寺  12番岩間寺
11月10日(3日目) 13番石山寺
11月11日(4日目) 
25番清水寺 26番一乗寺 27番円教寺
















2008.11.9日 
昨日32番観音正寺・30番宝巌寺2ヶ所廻り今日最後の3ヶ寺目は、上醍醐・女人堂から京都府道36号大津宇治線で宇治の10番三室戸寺。

三室戸寺は源氏物語宇治十帖の主人公 浮舟ゆかりの地で、源氏物語の中で、浮舟は薫大将に愛されながらも匂宮の激しい求愛に結局 通じてしまう もろい女心の書かれた編だ。
石段を上がりきると石畳が本堂まで真っ直ぐのびてよく掃除されたお庭は清清しい。
本堂横には勝運の牛像があり、若乃花・貴乃花の手形が寄進されている。今は家族ばらばらになってしまったが家族仲良く最も人気があった頃お参りしたのだろうか。
広い納経所と売店
本堂右脇の鐘楼と三重の塔。こぶりだがすっきりしてお寺の佇まいによく調和している。


納経朱印をいただき今日の巡拝はこれで終わる。
三室戸寺から宇治の平等院が近いので車で寄って行くことにする。

宇治の平等院には直ぐに着いたのだが『源氏物語千年紀』の観光客で人の波と車の行列、駐車もできず下りて参拝できる状況でないので遠巻きに車を渋滞の列につきながら旅館に戻ることにする。
京滋バイパスで瀬田東ICへ瀬田駅そばのマツダレンタカーに車を返し石山寺の宿(ぼだい樹)へ。

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西国三十三ヶ所巡拝日程
1回 平成17年9月8日〜12日 16/17/31/14/15/19/18
2回 平成18年2月13日〜15日 1/33
3回 平成18年5月15日〜17日 22/23/24/5/4/2/3/6/7/8/9
4回 平成19年6月26日〜28日 20/29/28/21
5回/今回 平成20年11月8日〜13日 32/30/10/11/12/13/25/26/27




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西国三十三箇所第十番札所 明星山 三室戸寺 

当山は西国観音霊場十番の札所で、本山修験宗の別格本山です。
五千坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭からなり、五月のツツジ(二万株)・六月のアジサイ(一万株)・七月のハス・秋の紅葉など四季を通じて美しい花模様を楽しんでいただけます。約一二〇〇年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観世音菩薩を御本尊として創建されました 開創以来、天皇・貴族の崇敬を集め、堂塔伽藍が整い、霊像の霊験を求める庶民の参詣で賑わうこととなりました。宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されております。現在の本堂は約一八〇年前(文化二年)に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その背後には室町時代の十八神社社殿、東には鐘楼・三重塔があります。
御詠歌 夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波
宗派 本山修験宗  開基 行表和尚  御本尊 千手観世音菩薩   創建 宝亀元(770)年

住所 〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21  交通 京阪電車 三室戸下車 徒歩15分
駐車場 有(300台) 拝観料 大人500円,小人300円  拝観時間 8:30〜16:00(11/1〜3/31)8:30〜16:30(4/1〜10/31) 納経時間 同上
電話 0774-21-2067  URL http://www.mimurotoji.com/

毎月十七日 宝物館一般公開  四月下旬〜五月中旬 ツツジ・シャクナゲ園 公開  六月上旬〜七月上旬 アジサイ園 公開
七月上旬〜八月上旬 ハス公開  七月上旬 ハス酒を楽しむ会  八月九日 千日まいり  十一月下旬 観音様の足の裏を拝する会

出典: 『西国三十三ヶ所札所会』編纂より

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