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 2002年4月9日~4月17日
マルセイユ から アヴィニョン そして パリへ

  美しいマルセイユ旧港
2002.4.14(日)
6日目
マルセイユ
アヴィニョン

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マルセイユ・ビューポート(旧港)


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結婚式も無事終わって今日はアヴィニョンに移動する。
朝は昨日と同じホテル2階レストランで朝食。
皆やや寝不足気味だったが話題は昨夜の長いパーティーの事ばかり。
今日はミラノから来ているジョバンニ夫婦もアヴィニョンまで同行するので荷物を車で宿泊先ホテルまで先に運んでくれるので身軽に移動できありがたい。朝食後Miがホテルに迎えに来る
ここ数日準備やら結婚式そして昨夜のパーティーでは一睡もしないで極度の疲労の様子でかわいそう。マルセイユ駅まで一緒に歩く。
還暦の叔母二人はこれからこんな遠くで暮らすのが不憫と歩きながらニース空港に着いた時と同じように涙ぐんでいる。 
マルセイユ駅からアヴィニョンまでは、TGVで30分。
昨日参列してくれた日本からの友人の一人は同じ列車でパリまで乗って行った。

マルセイユ・サンシャルル駅(Marseille St Charles)


アヴィニョンTGV駅は建物らしき物が全くない殺風景な駅前でそこからバスで市内にむかい、従来線アヴィニョン駅でジョバンニ夫妻と待ち合わせる。
間もなく車で先に来てホテルに荷物を置いてくれたジョバンニ夫婦が到着して全員で歩いてアヴィニョン市内見学に出かける。
日曜なので、街はお土産物以外ほとんどの店は閉まっていて静かだが、駅前で開かれていた市場だけは、賑やかだった。
途中のレストランで昼食。
ロ-ヌ川のほとりに開けたアビニョンは、14世紀、70年間にわたって教皇庁が置かれ、カトリック世界の中心として栄えた町。7代の教皇の住まいとなった教皇宮殿やサン・ベネゼ橋などの歴史的な建造物を見学した後駅に戻る。
ジョバンニ夫婦はここから車でミラノに帰るため、お別れする。
2人は8月来日するので再会を約束する。

アヴィニョン駅から普通電車に乗ってきょうのもう一つの観光地アルルへ向かう。所要17分  
円形闘技場に入り一番上から市内を眺めた後、街を散策、観光列車(6EUR)に乗って市内一周。


アルル円形闘技場屋上からの眺め

駅に戻り電車でアヴィニョンに戻りタクシーでホテルへ。
ホテルLes Agassinsアヴィニョン郊外にある。
周りの風景が家も通りも日本の田舎のようだ。
Les Agassinsはユーテル社で予約したが、2階建て木造のホテルで、大きな林の中に囲まれるようにして建つ。
中庭には真っ青なプールもあり、静かでのんびり落ち着けるホテル。
夜、アヴィニョンで別れたジョバンニからミラノに着いたとホテル宛FAXが届いた。
疲れもピークでみんな早々ダウン。



アビニョン ホテル・Les Agassins


2002.4.15(月)
7日目
アヴィニョン
パリ


ホテルで朝食(18EUR)後タクシーでアヴィニョンTGV駅へ。
ここでハプニング勃発!後考えると背筋の凍る思いの出来事だった。
ホテルから2台のタクシーに分乗して駅に着き前の車から精算しなければと財布を持って急いで下車して前の車の支払いを済まして、次に乗ってきた車の支払いを済ませ、さあとみんなを誘導して構内に入った時何か異変を感じた。何か直ぐに判らなかったが、ショルダーバッグがない!車に置きわるれたのだ!大声を出しながらタクシーの後を追ったがすでに影も形もなく後の祭り、これから旅行が続けられないかも知れずなす術もなく途方にくれながらも善後策を話し合う。ホテルに電話してタクシー会社を調べてもらう、しかし言葉が喋れない、どうしようどうしようと頭を抱えている時なんと奇跡が起きた!タクシーのドライバーがショルダーバッグを抱えて戻ってきたのだ。どうして気づいたか判らないがとに角精一杯感謝の気持ちを表してお礼する。慌てていたのか小銭ばかりだったが持っていた全部を手を握りながら渡す..と、その光景を見ていた叔母はハンカチで目頭を押さえていた。
無事危機を脱出してホームに上がってもしばらくはその話しばかりだった。


パリ・リヨン駅

午前9:13アヴィニョン発の列車に無事乗り、パリのリヨン駅へはAM11:51到着する。

パリ・リヨン駅には、おととい結婚したばかりのMiが、ひと足先に着いて迎えてくれる。アヴィニョンでの事件を話すと命の次に大事なパスポートは肌身離してはだめとキツイお小言を頂戴する。
ホテルは凱旋門近くのメリディアンエトワール(ツイン179EUR)へ チェックイン。 Le Meridien Etoile (4*)ツイン 通常340EURのところ キャンペーン中で179EUR。
荷物を置き、早速パリの街へ出る。凱旋門からシャンゼリゼへと歩き、ダイアナ妃の亡くなった高速道路トンネル近くのアルマ橋際でセーヌ河観光船バトームーシュに乗り約1時間半の観光遊覧。
船上から見るパリの景色はなんともいえないず、川面にはエディット・ピアフのシャンソンが流れているような錯覚を覚える。
ピアフの生まれた下町20区のピアフ記念館や、カフェ・ピアフとか、ピアフのそっくり歌手が唄うという、モンパルナスのビストロとか、モンマルトルのシャンソニエ・ラパンアジルとか、ペールラシューズのピアフの墓とか・・・いつか行きたいなと思う。



100年前のバスティーユ広場/エドゥアール・コルテス(1882–1969)画
パリの下町は100年前の雰囲気がそのまま残っている。

夜は、新郎エマ君、妹さん、Miの友人などと、オペラ座(バスティーユ)でバレエ・ドンキホーテを観劇。(1等席64EUR)
 
ドンキホーテの初演は、最初に着いたモナコのカジノで行われたのだそうだ。バレエ観劇は初めてで途中眠くなったりもしたが、あらすじは事前に読んでいたので理解でき、とても心に残るものだった。


終演後23時頃、オペラ座から歩いて直ぐ近くのシャロンヌ通りのレストランCHEZ PAULへ行く。
下町の居酒屋的雰囲気の店だ。こんな時間なのに満員で外のいす席でしばらく待たされる。シャンパンをサービスしてくれて、乾杯などして20~30分位夜の街を眺めながら待つ。

料理は焼き魚(ニシン)などもあり、初めて食べるエスカルゴがとてもおいしかった。遅い夕食だったが満喫。
エマ君の妹さんはパリに住んでいて日本から来てくれた友人達を各ホテルにタクシーで回りながら送り届けてくれる。
うちの一行は新郎新婦とタクシーでホテルへ帰る。



パリに住むエマ君妹さんクレールとここでお別れ


2002.4.15(月)
6日目
パリ

8日目 いよいよフランス最後の一日。
ホテル1階レストランで朝食。お味噌汁などもありそれだけ日本人客が多いのだろう。  朝食後ロビーに集合して直ぐ近くのポルト・マイヨー駅から電車でヴェルサイユ宮殿へ行く。エマ君に助けられ電車・宮殿入場券セット20.6EURを購入。(宮殿のチケット売場は行列をなしていて、おかげで助かった)
 

ヴェルサイユ宮殿は新郎エマ君の案内解説つきで見学。
鏡の間の鏡は当時たいへんな貴重品だったそうだ。いつだったか、この大広間で行われたベルサイユ条約の会議の模様を、TVの白黒映像で見たことがる。

パリに戻り、オペラ座そばの Leon de Bruxelles で遅い昼食、ファミリーレストラン的で、メニューが写真入で注文しやすかった。
ボイルしたムール貝が、小さなバケツのような器に入ってきてびっくり、ムール貝の実を殻ではさんで食べる食べ方を覚える。


昼食後近くのカフェに移ってそこを集合場所にして、交代でデパートを往復しながらお土産を買いに行く。
お土産の準備も出来て夕方ホテルへ戻り2日間ガイドしてくれたエマ君が実家に帰るため、お別れする。彼の実家は、パリから北へ1時間ほど、ベルギー国境近くのアミアンという街だ。

娘をよろしく又日本に来るようにと言葉をかけホテルから送り出す。

旅行最後の荷造りをしてチェックアウト。
ホテル前のバス停からドゴール空港へ約1時間、23:30発のエールフランス274便にチェックイン。
送ってくれた娘とも、ここでお別れだ。又一人フランスに残して帰るのは後ろ髪を引かれ不憫で忍びない が心を鬼にして別れる。

機内では帰りも3人掛けの前後席だった。来るときとは違い、みんな落ち着き大人の顔に戻って、静かに短い旅行の余韻に浸りながらの帰国だ。
安田成美の映画「大河の一滴」を見ながら、また夢の中。


2002.4.16(火)
9日目
パリ
成田帰国
9日目

18:40、予定より40分遅れで成田到着。  
こんな機会でもなければ姉達(Mi叔母)と旅行する事もなく、短い日々でも凝縮した時間を一緒に過ごした事で、一気に姉たちとの距離が縮んだようで本当に良かった。

又いつか一緒に行ければいいね、などとみんなで言い合いながら、姉たちは姪のご主人の車、うちは残っていた娘の迎車で、家路につく。

結婚式その後・新婚の二人
エマ君故郷のSaint Omerで親戚・友人 お披露目
2002.4.16~
パリ
セントメール
エマ君故郷のAmiensで親戚・友人 お披露目
2002.4.16~
セントメール
アミアン


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 2002年4月9日~4月17日

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