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京都のお正月(大晦日)

2011年1月1日 金閣寺・八坂神社・錦八幡宮
12月31日⇒ 1月1日⇒ 1月2日⇒
2010年12月31日
京都/雪の大晦日


 京都/年越し
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1月1日元旦京都へ

知恩院
浄土宗総本山。詳名は華頂山知恩教院大谷寺。本尊は法然上人像および阿弥陀如来(阿弥陀堂)、開基(創立者)浄土宗宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建てられた寺院で、現在の大規模な伽藍が建立されたのは、江戸時代以降。徳川将軍家から庶民まで広く信仰を集め、今も京都の人々は親しみを込め「ちよいんさん」「ちおいんさん」と呼ぶ。
知恩院・雪の大晦日
お正月を旅先で過ごすのは初めての経験、混雑して割高なこの時期に行く人の気が知れないと今まで思っていたのだが、ひょんなことから、こんどの年末年始はあきれていた側に身をおく事になってしまった。京都に行こうと決めたのは年の瀬12月。宿探しを始めると年末年始の予約がこんなに難しいとは、お正月旅行初心者には理解できなかったが、なんとか新幹線往復切符と希望の宿大晦日と元旦の宿泊予約をとることが出来た。


31日午前7:00時 東京駅で娘たちと待ち合わせ7:33発の新幹線で京都に向かう。
大晦日のすごい混雑を予想していたが東京駅は思ったほどの混雑もなく、小田原あたりで満席になるまでは2〜3割も空席があった。
発車してまもなく持参のお弁当で朝ごはんにする。 関西は雪の予報だったが嘘のように車窓からは冠雪した富士山が日本晴れの真っ青な空の下にそびえてとてもきれいだ。
10:15分京都に到着。外は予報通り雪が舞っていてとても寒い。初め伏見稲荷に行くのでJR奈良線に乗換えて稲荷駅へは5分くらい、改札を出ると雪の舞う中に伏見稲荷の赤い鳥居が見えている。
傘を差し表参道を進むとすぐに本殿があり、まもなく年越し、1年のお礼参りをさせていただく。
お稲荷さんらしく鳥居の両側ではおきつねさんが参拝客を迎えている。さらに進むと伏見稲荷の代名詞.千本鳥居が参拝客を向かい入れている。


伏見稲荷大社

伏見稲荷神社
京都東山三十六峰稲荷山の西麓に鎮座する稲荷信仰の御本家。その信仰は稲荷山の三つの峰を神そのものとして崇拝した。初め農耕の神として祀られ、のちに殖産興業の性格が加わって篤い信仰を受けた。神が稲荷山に降り立ったという縁起から、2月の初午の日は古来より多くの参拝者で賑わう。清少納言が自らの稲荷詣を『枕草子』に記すほか、『蜻蛉日記』『今昔物語集』など古典にもしばしば登場する。平安時代、東寺の造営にあたって鎮守社となるや、真言密教と結び付いてその信仰を拡大、次第に神位を高めて『延喜式』名神大社に列し、天慶5年(942年)に正一位の極位を得た。その後源頼朝や足利義教らが社殿の造営、修造に関わったが、応仁の乱にてすべて焼亡。乱後再建が始まり明応8年(1499年)に至って遷宮を迎えた。
明治政府の神仏分離令によって、本願所のほか境内の仏堂がすべて廃寺となる一方、崇敬者による鳥居の奉納や私的な「お塚」の建立が稲荷山中で顕著化し、現在の伏見稲荷大社を特徴づけるものとなった。稲荷祭の最終日に東寺の僧侶らが東門の前に供物を並べ、還幸する下社の神輿に読経をあげる儀式があり、古くから続く両社寺の深い関係を今に伝えている。
二つに分かれた鳥居の左側からお参りして帰りは右側から出てくるようだ。
進むにつれて鳥居も大きなものに変わってどこまでも続いている。
さらに石段をあがって行くと新池(谺ヶ池・こだまヶ池)にでる。雪山に囲まれた池は墨絵のように美しい、まだまだ上には堂宇が続いているようだったが新池の先にある熊鷹社にお参りして下に戻ることにする。
入口付近に戻り本堂横のお店で3匹並んだ招き猫のお守りを買う。

帰りは京阪電車で京都に出るので、京阪ふしみいなり駅へ歩いて行くと途中にのぼりを立てた酒屋さんがあり引き寄せられるように入ってみると、酒どころの伏見らしく地酒が並んでいて奥さんにお勧めを聞いてお屠蘇用に一本買う。
情緒のある駅舎のふしみ稲荷駅から京阪電車に乗って祇園四条まで行きそこから雪の四条通りを歩いて今夜の宿『日航プリンセス京都ホテル』に向かう。


日航プリンセス京都ホテル

ホテルはチェックインが13時からなのでしばらくロビーで待ってチェックイン。
部屋入って荷物を置き早速街へ。今日の昼食は予約しておいた 木屋町の温石『左近太郎』




中京区木屋町『左近太郎』HP写真


『左近太郎』は桂小五郎ゆかりの幾松の数件先にあり京都の町屋らしく狭い間口の奥まったところにある玄関から入り2階の小部屋に通される。



木屋町通りはすっかり雪景色で雪の京都はなかなかの風情。

料理は一品一品運ばれて丁寧に手の込んだ割に値段は格別割安でとても良心的。





食事が終わって四条通りに戻り、錦市場に行く。
今夜はこことデパ地下でいろいろ食材を買い込んでホテルの部屋で紅白歌合戦を見ながら食べる事にしていた。


錦市場

錦市場と大丸地下で買い物した食材をホテルに置きに行った後、清水寺の夜景を見るために外に出る。雪は降り続き止む気配もない。 ホテルからは地図の通りだと松原通りひたすら真っ直ぐ行くと清水寺だ。

松原通りから清水寺へ

暗くなった雪の舗道を何度もすべりなが5時半頃やっと清水寺・仁王門前に到着。18時閉門なので急いで雪夜の舞台や京都の夜景をみながら音羽の滝に降りひと回りしてくると下からライトアップされ幻想的な三重塔が見える。
日の暮れた闇の雪景色の清水寺は舞台やそこから見える宝石箱のように輝く京都市内の景色まで今までに見た事のないものでとても感動した。



ライトアップされた清水寺三重塔

清水寺からは予定では高台寺〜八坂神社と歩くつもりだったが雪で足元が滑って危ないので東大路通りまで坂を下ってそこでタクシーにのって八坂神社前を通ってもらいホテルに帰る。

ホテルでお風呂に入り、紅白歌合戦が始る頃に錦市場やデパートで買った料理やワインを広げてテレビを見る。
紅白もたけなわな9時過ぎに一足早い初詣に出かける。

先斗町から知恩院〜八坂神社へ

夕方の雪も降り止んでいて四条通りから八坂神社が見える手前を先斗町に入って散策する。『富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も、雪に変わりがあるじゃなし、とけて流れりゃ皆同じ♪♪』マヒナスターズだったかな、お座敷小唄がくちをついて出る。先斗町から三条通りに出てしばらく歩き知恩院に向かう。


知恩院・NHK『ゆく年くる年』の冒頭で見てきたばかりの知恩院が映し出された。


雪の知恩院の参道は小シャンゼリゼ通りの如く両脇をライトが照らしてその正面に威風堂々とライトアップされた山門は見事なまでに美しい。16人のお坊さんが撞く日本三大梵鐘の除夜の鐘を見るつもりが、2時間も待たなければならないというのでやめて八坂神社へ行く。

八坂神社・大晦日
おけら参り

おけら参りは「おけら木」から火をもらい、回しながら持ち帰りその火でお雑煮を炊く。
八坂神社・大晦日おけら参り
八坂神社境内に入ると一年の無病息災を祈る吉兆縄に火を灯すおけら参りが始っていてすごい人。
おけら木の燃える周りで縄を下げて売っている神社の人から700円で縄を買い火をつける。


 
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四条通り祇園交差点から見た八坂神社

八坂神社のおけら参りというのは大晦日恒例の行事で奉納された「おけら木」を燃やしてそこから境内で売られている縄にもらい火をして持ち帰りお雑煮をたいたりして無行息災を祈念するというものだ。熊手のお飾りと、縄を買ってもらい火して回しながらホテルまで持ち帰る。ホテルに持ち込むのは無理なので手前で消して縄はお土産にする。


京都元旦へ

京都1月2日へ
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