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	2012年12月17日		六斎市の正月用品

村上・瀬波温泉

六斎市の正月用品 

八重の桜会津若松 

2012年12月17日

瀬波温泉

村上・六斎市

黒塀の街・村上

瀬波温泉

吉永小百合さん　村上:町屋・喜っ川店頭で　JR東日本のPRポスター

村上の六斎市と村上の町屋めぐりに出かける。
六斎市は毎月２と７のつく日の開催で今日１２月１７日は師走の市なので相当賑わいそうと宿で聞く。
宿からは市へ行く客の為にバスが出ていて、連泊の人や帰る前に寄る人で満員だった。

町歩きは村上駅近くの市役所脇の通りからスタート。

羽越線・村上駅前

駅で降り帰る人もいたがほとんどの人は市役所近くの六斎市開催場所まで乗っていた。
市は毎２と７のつく日の朝の９時から午後１時まで。

村上の六斎市は大正８年から開かれている歴史ある市場で、毎月２と７のつく日（２、７、１２、１７、２２、２７日）、月６回開かれることから「六斎市」と呼ばれている。
とれたて野菜や魚、村上の旬が一堂にそろっている。ほかに衣料品や日用雑貨・生花などの店もあり、４００㍍余りの道に１３０軒余りの露店が立ち並んでいる。

村上名物塩引鮭を並べた店は多数あった。

六斎市は村上市役所横の通り

六斎市の通りにあるお肉屋さんの店内が買い物客の列ができていた。
行列の理由は、お肉屋さんの揚げ物は、村上名産・黒毛村上牛で作られていた。
きっと美味しいのだろうと期待して、正月用品の買い物に忙しいMをおいて、列に加わりお昼にメンチ・コロッケを買う。

六斎市で正月用品をいっぱい買った後、村上の黒塀・町屋地区を歩く。

町歩きのはじめ、マスコミにたびたび登場する大町の鮭の店『喜っ川』に入る。

喜っ川は吉永小百合さんがJR東日本のポスターになっている店で、旅行前「ラジオ深夜便」で店主の方が出演したのを聞いていた。
東北の寒村をなんとか盛り上げようと一生懸命、町おこしに取り組んでいる苦労話をしていた。

喜っ川店内。

ラジオでも聞いたのだがそれよりだいぶ前「鶴瓶の家族に乾杯」にも登場してた。　　

テレビの放映の時も観ていて、だんだん記憶の中に蘇ってくる。
テレビでは確か、今、店に居てラジオに出ていたご主人でなく、もっと年取った方だったので、たぶん先代だったのだろう、が出演していたように思った。　

喜っ川を出て町歩きを続ける。

村上はマスコミに取り上げられている市内だけでなく、郊外にも古風な町並みが続く。
しばらく歩いて瀬波浜町を通る。本当に時代に取り残されたレトロな風情が感じられる通りだ。

瀬波浜町の酒屋さんで道をたずねながらお酒の話をしていると、宿で出された地酒・〆張鶴の話になり、ここでお土産にその酒を買う事にする。
酒屋さんも言っていたが、〆張鶴は村上自慢のお酒でコンビにやスーパーでは買えないお酒らしい。

瀬波浜町から更に相当歩いて、瀬波温泉町の海沿いの通りへ出る。
海と並行して走る通りは、人はもちろん車にもほとんど出会わない。
寂寥とした通りから日本海の荒波をみながら歩くのはとても気持ちがいい。
しばらく歩いて途中のニューハートピア新潟というホテルまでくると広い芝生の広場があり、そこのベンチにこしかけて休憩する。
大きな芝生庭の前には日本海が広がってとても雄大な景色。ベンチで、さっき六斎市の肉屋さんで買ったコロッケ・メンチ・パンを拡げてお昼にさせてもらう。
海岸沿いの道を更に進んでいくと間もなく宿・大観荘のサインが見えてきた。

長い散歩の最後は、温泉町の通りから石段を下りて海岸へ出る。
広い白砂の海原は夏は素晴らしい大海水浴場になることだろうと思った。